DJI Terra/ユーザーガイド

DJI Terraは、オールインワン ドローンマッピングソリューションです。

By DJI Enterprise DJI Enterprise
3月 31, 2025

DJI Terraは、DJIが設計した3Dモデル再構築ソフトウェアです。マッピングデータと検査データをシームレスに処理し、管理可能なデータセットに変換して、物理的に環境を再作成します。この包括的なガイドでは、DJI Terraに関するよくある質問の一部に回答し、最新の機能、要件、アプリケーションの用途を紹介して、十分に知識をもとに、自信をもって本ソフトウェアを使えるようにします。

DJI Terraとは何ですか?また、DJIドローンとどのように統合されるのですか?

DJI Terraは3Dモデル再構築ソフトウェアで、DJIドローンで収集された航空画像データを効率よく処理するソリューションです。こうしたデータを、わりやすく高画質で正確なデジタルマップにすばやく変換します。また、ユーザーがデジタルマップをすばやく効率的に転送して処理できるようにします。この統合により、測量、建設、農業などの業界で、データセットの能力を最大限に引き出すことができます。DJI Terraを使うと、ドローンで収集したデータをすばやく効果的に実用的なインサイトに変換し、これらの業界のビジネスや作業に大きな付加価値を追加できます。

 

DJI Terraでは、標準フォーマットでデータを出力して、アプリケーション統合を容易にできますか?

もちろんです。DJI Terraは、TIFFオルソモザイク、LAS点群、DXF、複数の3Dモデルフォーマットなど、標準フォーマットを幅広くサポートしています。こうした互換性により、DJI Terraの出力データを、GIS(Geographic Information Systems)やCAD(Computer-Aided Design)アプリケーションなど、ご使用の他のソフトウェアと統合することができます。さらに、これで終わりではありません。DJI Terraは、次バージョンのV4.2では、landXMLやGeoJSONなど、より多くのフォーマットをサポートするので、汎用性と将来性がさらに高まります。

 

Processed Data収集したデータを様々な形式で処理

 

DJI Terraは別の座標系にデータを出力できますか?

DJI Terraには8,500を超える共通座標系が組み込まれており、ユーザーは名称やEPSGコードでシステムを選択できます。また、PRJ ファイルのインポートと、座標系をカスタマイズする7パラメーター変換の使用もサポートしています。こうした柔軟性により、さまざまなGIS、CAD、およびその他のサードパーティ製データアプリケーションソフトウェアとのデータ統合を簡単に実施できます。DJI Terraは、さまざまな座標系に対応するため、幅広い業界用途でドローンデータの使いやすさが向上します。

DJI Terraを使って2Dおよび3Dモデルの再構築に必要なコンピュータシステム要件は何ですか?

DJI Terraで最高の性能を達成するには、Windows 10以上(64ビット)を実行するコンピュータが必要です。ハードウェア要件は、プロジェクトの複雑さにより異なります。

  • 最小要件:RAM容量32 GB、グラフィックRAM容量4 GB(シェーダーモデル1以上をサポートするNvidiaグラフィックス)。
  • 推奨要件:RAM容量64 GB以上、Nvidia 2070グラフィックス以上。

ハードウェア要件が高いほど性能が向上します。例えば、空きメモリー容量が10 GB追加されるごとに、処理できる写真が4,000枚増えます。つまり、モデルの品質を損なうことなく、より大規模なプロジェクトに効率よく取り組むことができます。

DJI Terraでは、地上基準点(GCP)を使用してLiDARデータを処理できますか?

はい、DJI Terraでは地上基準点(GCPを使用して、LiDAR データの高度精度の向上をサポートしています。また、検証点をインポートして、LiDARデータの精度を確認することもできます。この機能は、地形マッピングやインフラストラクチャモニタリングなど、高精度を要するプロジェクトに特に貴重です。

Ground Control PointsGCPが現場に配置されDJI Terraにデータとして記録される

RTK接続なしでも、Zenmuse L1、およびZemnuse L2の生データを処理できますか?

はい、後処理キネマティック(PPK)と呼ばれるメソッドを使用すると、RTK接続なしでもZenmuse L1Zenmuse L2の両方の生データを処理できます。ベースステーションの監視ファイル(Rinex、RTCM、OEM、UBXなど)と追加の生データをZemnuse L1、及びZemnuse L2の生データフォルダーに追加する必要があります。これにより、飛行中に直接のRTK接続がなくても、正確な点群ファイルを取得できます。

複数の飛行データとZenmsue L1、およびZenmuse L2のデータをマージして、DJI Terraで1つの点群にすることはできますか?

はい、複数の飛行データを統合できるのはもちろん、DJI Terra内で統合できます。複数の生データフォルダーをZenmuse L1、およびZemnuse L2飛行からインポートし、[出力のマージ]オプションをオンにするだけで、DJI Terraでそれらを統合して1つのLASファイルにします。この処理は、大規模なスタジアムや商業用不動産の建設など、長期間複数の飛行が必要となる大規模マッピングプロジェクトに最適です。

 

DJI Zenmuse L2とDJI Terraを使用してエバートンFCの新スタジアムの建設を支援

DJI Terraの出力ファイルを共有することはできますか?

もちろんです。DJI Terraを使うと、出力ファイルを簡単に共有できます。DJI Modifyを使うと、URLリンクを作成して、他のチームメンバー、クライアント、または関係者と共有できます。この新機能により、コラボレーションを簡素化して、関係者全員が最新のデータにアクセスして、情報に基づいた意思決定と計画を実施できるようになります。

 

 

DJI Terraでは、DJIドローンからの画像をどれほど効率的に処理できますか?

DJI Terraは高い効率を追求して設計されています。ユーザー調査の結果は次のとおりです。

  • 2Dプロジェクト:DJI Terraは、1時間あたり約2,000枚の画像を処理できます。これは、DJI Mavic 3 Enterpriseシリーズを使用して5 cmの解像度で画像を撮影する場合、約 5 km ²の面積に相当します。
  • 3Dプロジェクト:DJI Terraは、1時間あたり約700枚の画像を処理できます。これは、DJI Mavic 3 Enterpriseシリーズ ドローンでスマートオブリーク キャプチャーを使用して5 cmの解像度で画像を撮影する場合、4 km²の面積に相当します。

 

Processing with DJI TerraDJI Terraで画像を処理して2Dマップに変換

DJI Terraの写真測量ワークフローは、高精度点群のエクスポートをサポートしていますか?

はい、サポートしています。3Dモデルの作成のほか、DJI Terraは、LAS、PLY、PNTSなどのフォーマットで高精度点群をエクスポートできます。次のV4.2バージョンでは、これらの点群の品質がさらに向上され、さまざまな用途でさらに高い精度が実現されます。

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Tags: 土木・測量, 建設, 検査

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