DJI Enterpriseは、地理空間を専門とするお客様向けにさまざまな製品を提供しています。以下は、次の製品に関するよくある質問とその回答です。
本書では、よくある質問への回答と、各製品の詳細情報および仕様について説明します。さらに、データ処理や正確な結果を得るためのヒント、推奨事項をご案内します。
製品 |
長所 |
短所 |
M350 RTK + Zenmuse L1 |
- 高い対応性:照度条件に左右されず、低テクスチャ環境でのモデリングが可能です。 - 結果を使用して、樹冠を透過したデジタル高度モデル(DEM)の抽出が可能です。 - 送電線などの点群出力から詳細な構造を簡単に収集できます。• 優れたモデリング効率:1回の飛行で494エーカーの範囲をカバーします。[1] |
- 精度は相対的に初期のPOSステータスに依存します。 |
M350 RTK + Zenmuse P1 |
- 複数の操作モードに対応しています:2Dオルソフォト、3Dオブリーク、近接撮影など。
|
- 夜間撮影のモデリングまたは低テクスチャ環境でのモデリングエリアの問題は解消できません。 - LiDARのように樹冠の透過はできないため、写真測量ソリューションは結果モデルがDSMに限定され、DEMの結果を得ることはできません。 - 写真測量プロセスでは、空中三角測量を実行し、生画像データからモデルを生成するために、極めて高いGPU処理性能が必要です。一方、LiDARデータはユニバーサル形式への変換のみで活用できます。このため、写真測量ソリューションのデータ収集、処理フェーズの効率性は、LiDARソリューションよりも低くなります。 |
Mavic 3 Enterprise |
- 導入しやすく、費用対効果に優れています。
- Phantom 4 ProやPhantom 4 RTKと比較して、Mavic 3 Enterpriseは軽量で携帯性に優れ、高い障害物回避性能、長いバッテリー寿命、優れたカメラの仕様を実現しています。 |
- P1と比較して運用効率にやや劣ります。
- 大規模運用には不向きです。 - Zenmuse P1と同様の短所がMavic 3 Enterpriseにも存在します。 |
注:
[1] 飛行速度22.37 mph、飛行高度328フィート、横方向のオーバーラップ20%、データ収集時間30分、点群密度200ポイント/m²超*
[2] 35 mmレンズ、3 cm GSD、飛行ミッション設定を使用:進行方向のオーバーラップ75%、横方向のオーバーラップ55%
カメラ間で写真測量機能を比較した場合
RTKモジュール(ワイドカメラ)搭載の Mavic 3 Enterprise |
Matrice M350 RTK + Zenmuse P1 |
Matrice M350 RTK + Zenmuse L1 |
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サイズ |
小型 |
中型 |
中型 |
測量等級 |
はい |
はい |
はい |
RTK/PPK対応 |
はい |
はい |
はい |
GSD (cm) |
H (m)/36.5 |
24 mmH (m)/5,535 mm:H (m)/8,050 mm:H (m)/120 |
H (m)/36.5 |
センサーサイズ |
4/3インチ 5,280 × 3,956 (4:3) |
フルフレーム (35.9 × 24 mm) 8,192 × 5,460 (3:2) |
1インチ 5,472 × 3,648 (3:2) |
静止画解像度 |
20MP |
45MP |
20MP |
ピクセルサイズ |
3.3μm |
4.4μm |
2.4μm |
レンズオプション |
12 mm/24 mm、FOV 84.0°相当 |
DL 24 mm:FOV 84.0° DL 35 mm:FOV 63.5° DL 50 mm:FOV 46.8° |
8.8 mm/24 mm、FOV 84.0°相当 |
メカニカルシャッター |
はい(1/2,000-8秒) |
はい(1/2,000-1秒) |
はい(1/2,000-8秒) |
最小撮影間隔 |
0.7秒 |
0.7秒 |
2.5秒 |
飛行時間 |
最大42分(RTKモジュール使用時) |
最大44分 |
最大42分 |
メモリー要件 |
microSDUHS-Iスピードクラス3以上 最大容量:512 GB |
SD UHS-I等級以上 最大容量:512 GB |
microSD UHS-Iスピードクラス3以上 最大容量:256 GB |
最大風圧抵抗 |
12 m/秒 |
12 m/秒 |
12 m/秒 |
スマートオブリーク対応 |
はい |
はい |
いいえ |
リアルタイム地形フォロー |
はい |
いいえ |
いいえ |
SDKおよび他社製アプリへの対応 |
はい |
はい |
はい |
レンズ歪みパラメーターに手動でアクセスするには、「.jpg」形式の画像をテキストファイルとして開き、XMPデータフィールドでキーワード「DewarpData」を検索します。テキスト形式は、次のようになります。drone-dji: DewarpData = “2023-03-13;3663.4800000000…”
連続番号は次の内容を示します。「calibrate_date;fx,fy,cx,cy,k1,k2,p1,p2,k3」「fx,fy」はピクセル単位の焦点距離、「cx,cy」はピクセル座標(画像の中心としての原点)で表される光学中心、「k1,k2,k3」は半径方向の歪み、「p1,p2」は接戦歪みを示します。
詳細は、次の『OpenCVによるカメラキャリブレーションのガイド』を参照してください。
列1:対応する写真番号
列2:GPSの露光時間、秒/週(UTC時間)
列3:GPS週の露光時間(UTC時間)
列4:ノースアンテナ(N)からCMOSセンサー中心までの位相補正値(単位:ミリメートル)
列5:イーストアンテナ(E)からCMOSセンサー中心までの位相補正値(単位:ミリメートル)
列6:上下方向(下側が正方向)アンテナ(V)からCMOSセンサー中心までの位相補正値(単位:ミリメートル)
列7:露光時間から取得したCMOS中心のリアルタイム緯度(列8)と経度(列8)(十進角)
列9:露光時間から取得したCMOS中心のリアルタイム高さ(メートル)高さとは、デフォルトの準拠楕円体面に対応する測地高度(一般的に楕円体高と呼ばれる)のことです(独自の楕円体モデルを定義可能で、デフォルトはWGS84です。CGCS2000などの異なるCORSステーションシステム/基準点にアクセスして、他の楕円体に設定することもできます)。この高さは、世界中で標準的に使用されているEGM96/2008高度基準(海抜高度)に基づくものではないことに注意してください。
列10~12:測位の標準偏差は、それぞれ北方向、東方向、および上方向に生じ、3方向における測位の相対精度を示します。単位はメートルです。
列13:RTKステータス、0 - 測位なし、16 - 単独測位モード、34 - RTK Float解、50-RTK Fix解写真のフラグが50でない場合、この写真を直接マッピングに使用することはお勧めしません。
Terraは、LiDARデータのGCPインポートに対応していません。L1 LiDARデータにGCPを適用する際は、TerraSolid UAVソフトウェアなどの他社製ソフトウェアの使用をお勧めします。
PNTS、PLY、PCD、S3MBです。
はい、RTK接続なしでL1の生データを処理できます。ただし、DJI Terra内で点群ファイルを正しく処理して出力するには、残りの生データとともに、ベースステーションの監視ファイル(Rinex、RTCM、OEM、またはUBXファイル)をL1生データフォルダーに追加する必要があります。このプロセスは、後処理キネマティック(PPK)と呼ばれています。
このプロセスの詳細は、操作ガイド(特に11ページ)を参照してください。 https://dl.djicdn.com/downloads/Zenmuse_L1/20230420/DJI_L1_Operation_Guidebook_V1.2.pdf
はい。L1の飛行で収集した複数の生データフォルダーをインポートし、[マージ出力]オプションをチェックして、Terraで点群を1つのLASファイルに出力できます。
リターン/エコーモード:レーザー光のビーム照射後、LiDARが複数のリターンを受信できることを示します。
シングルリターンモードでは、1回のレーザーポイント照射で、LiDARが最大1つのリターンを受信できます。ダブルリターンモードでは、1回のレーザーポイント照射で、LiDARが最大2つのリターンを受信できます。トリプルリターンモードでは、レーザーポイントごとにLiDARが最大3つのリターンを受信できます。
表面情報またはDSMのみが必要な場合は、シングルリターンモードで十分です。ただし、樹冠の透過やDEMデータを必要とする森林調査などでは、ダブルリターンまたはトリプルリターンモードが必要になります。
いいえ。Zenmuse L1は、M300/M350 RTKのシングル下方ジンバルにのみ取り付けることができます。デュアル下方ジンバルまたは上方ジンバルに使用すると、ジンバルの位置が事前定義位置と異なるため、精度に影響を及ぼします。
24 mm、35 mm、50 mmのみが適合します。センサーのサイズにより、16 mmはP1に適合しません。
正しいキャリブレーションを実施することで、精度が測量等級の要件を満たします。DJI Terraソフトウェアを使用して、新しいレンズのパラメーターの最初のキャリブレーションと上書きを実行できます。手順は次のとおりです。
P1レンズが正しくキャリブレーションされているかどうかを確認するには、まずP1.jpg画像をテキストファイルとして開き、XMPデータフィールド[DewarpData]を検索します。このフィールドが表示されない場合、レンズは正しくキャリブレーションされていません。レンズの歪みパラメーターを再度キャリブレーションするには、次の手順に従います。
いいえ。Zenmuse P1は、M300/M350 RTKのシングル下方ジンバルにのみ取り付けることができます。デュアル下方ジンバルまたは上方ジンバルに使用すると、ジンバルの位置が事前定義位置と異なるため、精度に影響を及ぼします。
はい、DJI Terraのソフトウェアで写真測量処理が可能です。DJI Terraでは、デジタルサーフェスモデル(DSM)およびトゥルーデジタルオルソフォトマップ(TDOM)を、GeoTIFF形式、3Dメッシュモデルまたは点群モデルで出力できます。
オフラインでの処理にはDJI Terraをお薦めします。または、目的に合った他社製ソフトウェアをお使いください。
飛行前に、カメラ設定の[メカニカルシャッター]オプションが有効で、[歪み補正]オプションが無効になっていることを確認してください。
PPKを使用している場合は、画像位置データが正しいことを確認してください。RTKでは、写真に関して必要な作業は特にありません。
PPKを使用している場合は、画像位置データが正しいことを確認してください。RTKでは、写真に関して必要な作業は特にありません。
Terraで処理する場合、カラー濃度、露出、その他の属性を調整する設定はありません。変更できるのは、座標系とオイラー角を含む画像のPOSデータのみです。ただし、DJI Terraでは、ヘイズの低減、水面の調整、光の均一性などの追加機能により、再構築出力の品質を確保しています。
シャッター速度を1/500秒より速く、[メカニカルシャッター] を有効に、ISOを [自動] に設定し、それに応じて絞りを調整することをお勧めします。
はい。XMPメタデータフィールドの詳細については、『P1マニュアル』の22~23ページでも確認できます。 Zenmuse_P1ユーザーマニュアルEN_v1.2_3.pdf (djicdn.com)
グラウンド以外の分類はありません。Terraには、ノイズの低減や点群を薄くする基本機能もあります。
はい。Terraのプロジェクト結果フォルダの下に、「sbit.out」形式で出力されます。
はい。Terraのプロジェクト結果フォルダーの下に、「sbit.out」形式で出力されます。
点群の生データと同時に写真を撮影できます。これらの写真を、写真測量の処理や点群のカラー化に使用できます。
LAS v1.2
L1のダウンロードページにある『L1操作ガイド』を参照してください。
[詳細設定]オプションの下にある[座標系の出力]の[既存の座標系]で、[水平データム設定]と[ジオイド設定]から既存の座標系を選択します。
Pilotアプリでは、様々な方法で地形フォロー飛行を計画できます。
以下に、各ミッションモードと地形フォロー機能の互換性に関する概要表を示します。
地形フォローに対応するミッションのタイプ |
||||
2Dマッピング |
スマートオブリーク |
オブリーク |
直線 |
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M3E DSMフォロー |
✓ |
✓ |
✓ |
✓ |
M3Eリアルタイム地形フォロー |
✓ |
✓ |
X |
✓ |
M3T DSMフォロー |
✓ |
X |
✓ |
✓ |
M3Tリアルタイム地形フォロー |
✓ |
X |
X |
✓ |
M30 DSMフォロー |
✓ |
X |
✓ |
✓ |
M300 RTK DSMフォロー |
✓ |
✓ |
✓ |
✓ |
投影されたWGS84ではなく、測地WGS84を使用してください。Pilot 2は、EPSG4326測地WGS84 DEM/DSMのみを認識します。
カメラモード設定(自動、S、A、M)、ISO、絞り、シャッター速度、露出値、フォーカスモード(AF/MF)を変更できます。
いいえ。ただし、Zenmuse P1はDNGで生データを出力します。
Mavic 3 Enterpriseのカメラ設定:
Zenmuse P1のカメラ設定:
[歪み補正] を有効にすると、カメラレンズによって生じる光学的な歪みが補正され、補正済みのリアルタイム画像が撮影され、マイクロSDカードに保存されます。[歪み補正] を無効にすると、魚眼効果のかかった未編集画像が撮影されます。Zenmuse P1、Zenmuse L1、Mavic 3 Enterprise広角レンズ、Mavic 3 Multispectral広角レンズ、およびPhantom 4 RTKのレンズ歪みパラメーターは、すべて工場で事前測定されています。これらの固有パラメーターは、撮影されたすべての画像のXMPフィールドにある [DewarpData] に保存されます。これらの画像をDJI Terraソフトウェアにインポートすると、自動で認識されます。他社製の写真測量ソフトウェアを使用する場合は、これらのパラメーターを手動入力することで画像の歪みを補正できます。カメラの歪み補正パラメーターによる後処理ソフトウェアの歪み補正は、Pilot 2アプリ内の歪み補正機能よりもはるかに精度が高いため、測量ではこのオプションを無効にすることをお勧めします。
[歪み補正]を有効にすると、カメラレンズによって生じる光学的な歪みが補正され、補正済みのリアルタイム画像が撮影されて、Micro-SDカードに保存されます。[歪み補正]を無効にすると、魚眼効果のかかった未編集画像が撮影されます。Zenmuse P1、Zenmuse L1、Mavic 3 Enterprise広角レンズ、Mavic 3 Multispectral広角レンズ、Phantom 4 RTKのレンズ歪みパラメーターは、すべて工場で事前測定されています。これらの固有パラメーターは、撮影されたすべての画像のXMPフィールドにある[DewarpData]に保存されます。これらの画像をDJI Terraソフトウェアにインポートすると、自動で認識されます。他社製の写真測量ソフトウェアを使用する場合は、これらのパラメーターを手動入力することで画像の歪みを補正できます。カメラの歪み補正パラメーターによる後処理ソフトウェアの歪み補正は、Pilot 2アプリ内の歪み補正機能よりもはるかに精度が高いため、測量ではこのオプションを無効にすることをお勧めします。
いいえ、画像の座標系はNTRIP RTK修正ソースに依存するため、必ずしもWGS84にあるとは限りません。D-RTK2モバイルステーションをRTKソースとして使用している場合、水平座標系はWGS84 EPSG:4326、垂直座標系は楕円体高になります。Terraでは、画像のインポート時にシステムを定義する必要があります。定義しない場合、Terraはデフォルトですべての画像の座標系を、水平座標系はWGS84 (EPSG:4326)、垂直座標系は楕円体高に設定します。
他社製RTK基地局の場合、最初にNTRIPサービス配信を構成し、RTK基地局とM3M RCが同じWi-Fiネットワークにあることを確認してから、Pilotアプリの[RTK設定]ページで認証情報を入力し、NTRIP接続を構成します。詳細は、マニュアルの46ページを参照してください。
https://dl.djicdn.com/downloads/DJI_Mavic_3_Enterprise/20230404/DJI_Mavic_3E_3T_User_Manual_JA.pdf
この質問に対する回答は、RTKを高精度測位に使用し、相対精度のみを重視するか、測量作業などでグローバル精度の高いデータ記録にRTKを使用しているかによって異なります。前者の場合、回答は「いいえ」です。後者の場合、回答は「はい」です。
この質問に対する回答は、RTKを高精度測位に使用し、相対精度のみを重視するか、測量作業などでグローバル精度の高いデータ記録にRTKを使用するかによって異なります。前者の場合、回答は「いいえ」です。後者の場合、回答は「はい」です。
はい。DJI EnterpriseのRTK対応ドローンは、Topcon Topnet Live、Leica SmartNet、Trimble VRSなどのNTRIP対応ネットワークRTKサービスに直接接続できます。これにより、サービスを簡単に設定できます。
NTRIPサービスが利用可能な場合、ベースライン(ドローンとNTRIPキャスター間の距離)が遠すぎない限り、インターネットに接続し、NTRIPキャスター経由でRTKを使用できます。インターネットが利用できない場合、RTKの代わりにPPKワークフローを使用して、ベースステーションのデータとドローンの画像データを後処理することを検討してください。PPKの詳細についてはこちらをご覧ください。
NTRIPサービスが利用可能な場合、ベースライン(ドローンとNTRIPキャスター間の距離)が遠すぎない限り、インターネットに接続し、NTRIPキャスター経由でRTKを使用できます。インターネットが利用できない場合、RTKの代わりにPPKワークフローを使用して、基地局のデータとドローンの画像データを後処理することを検討してください。PPKの詳細についてはこちらをご覧ください。
ドローンモデルに対応するRTCMメッセージタイプが記載された、次の表を参照してください。
プラットフォーム |
RTKモジュール |
対応RTKサービス |
NTRIPプロトコル対応のRTCMメッセージタイプ |
Matrice M300 RTK Matrice M350 RTK |
デュアルRTKアンテナ |
カスタムネットワークRTK (NTRIP) DJI D-RTK 2 |
RTCM 3.0 RTCM 3.1 RTCM 3.2 RTCM 33_GRC RTCM 33_GRCE |
Matrice M30 Matrice M30T |
デュアルRTKアンテナ |
カスタムネットワークRTK (NTRIP) DJI D-RTK 2 |
RTCM 3.0 RTCM 3.1 RTCM 3.2 RTCM 33_GRC RTCM 33_GRCE |
Mavic 3 Enterprise Mavic 3 Thermal Mavic 3 Multispectral |
オプション:RTKモジュールは別売りです。 |
カスタムネットワークRTK (NTRIP) DJI D-RTK 2 |
RTCM 3.0 RTCM 3.1 RTCM 3.2 RTCM 33_GRC RTCM 33_GRCE |
Phantom 4 RTK |
シングルRTKアンテナ |
カスタムネットワークRTK (NTRIP) DJI D-RTK 2 |
RTCM 3.0 RTCM 3.1 RTCM 3.2 RTCM 33_GRC |
Mavic 2 Enterprise Advanced |
Optional; RTK Module sold separately |
カスタムネットワークRTK (NTRIP) |
TCM 3.0 RTCM 3.1 RTCM 3.2 |